巻き爪と陥入爪は何が違う?再発する?と船橋市の方から質問

著者:船橋市【巻き爪じゅん船橋店】 木原淳一

巻き爪と陥入爪は何が違うの?再発しないように出来る?と船橋市の方からご質問です。

目次

巻き爪や陥入爪は、どちらも爪が皮膚に食い込むことで痛みや炎症を引き起こす症状です。一度治ったとしても、再発する可能性が非常に高いという特徴を持っており、治療や予防には特別な注意が必要です。これらの状態が繰り返される理由や、その原因、予防策について船橋市【巻き爪じゅん】が解説していきます。

1. 巻き爪と陥入爪の違い

まず、巻き爪と陥入爪はしばしば混同されることがありますが、厳密には異なる状態です。

• 巻き爪: 

爪が弓なりに曲がり、爪の両側が内側に巻き込む形で成長することが特徴です。これにより、爪が皮膚に食い込むことがあり、痛みや炎症を引き起こすことがあります。

• 陥入爪: 

爪が真っ直ぐに成長しているにもかかわらず、爪の先端や側面が皮膚に食い込むことで痛みや炎症を引き起こします。爪の成長や外部の圧力によって生じることが多いです。

両方とも症状は似ていますが、原因や発症の仕組みが異なるため、治療法や予防法にも若干の違いがあります。しかし、どちらも一度治った後に再発する可能性が高い点では共通しています。

2. 繰り返す原因

巻き爪や陥入爪が一度治っても再発する理由は、いくつかの要因に関連しています。

(1) 足の形状や遺伝的要因

足の形状や骨の構造は巻き爪や陥入爪の発生に大きく関与しています。例えば、足のアーチが高すぎたり、偏平足だったりする場合、歩行時に爪にかかる圧力が不均等になり、爪が皮膚に食い込みやすくなります。また、遺伝的に爪がカーブしやすい人や、爪が薄く弱い人は、爪の形状が元に戻っても再発しやすい傾向があります。

特に、家族に巻き爪や陥入爪の既往歴がある場合、遺伝的な要因によって自分自身も同じような問題に悩まされる可能性が高く、治療後も繰り返し発生することがあります。

(2) 爪の切り方

巻き爪や陥入爪が繰り返される大きな原因の一つは、爪の切り方にあります。正しい爪の切り方を知らずに、深く切りすぎたり、角を丸く切りすぎたりすると、爪が成長する際に皮膚に食い込みやすくなり、再発の原因となります。

特に、爪を深く切りすぎることで、爪の先端が皮膚の内側に入り込み、そこから新たに爪が成長する際に皮膚に圧力をかけることがあります。このような不適切な爪の切り方は、陥入爪の再発リスクを高めます。

(3) 靴の選び方

靴のサイズや形状も、巻き爪や陥入爪の再発に大きな影響を与えます。特に、先が狭くて爪に圧力がかかる靴や、かかとが高いヒールの靴を履いていると、足の指に過度な圧力がかかり、爪が皮膚に食い込みやすくなります。

また、靴が大きすぎて足の中で動きやすい場合も、歩行時に足の指が靴の中で滑り、爪が不自然な方向に曲がることがあります。これも、巻き爪や陥入爪の再発の原因となることがあるのです。

(4) 歩行の仕方や生活習慣

歩行の仕方や生活習慣も、巻き爪や陥入爪の再発に関与します。歩行時に足の指先に過剰な負荷がかかる場合や、足に無理な力がかかる姿勢で生活している場合、爪が正常に成長しなくなり、再発するリスクが高まります。

また、長時間立ち仕事をしている人や、重い荷物を持つ仕事をしている人は、足にかかる圧力が大きくなるため、巻き爪や陥入爪が繰り返し発生しやすくなります。

(5) 爪のケア不足

爪の健康を維持するためのケアが不十分であることも、再発の一因となります。例えば、足の爪を保湿することを怠ったり、定期的に爪を正しい形で切ることを忘れたりすると、爪が硬くなって割れやすくなり、その結果として巻き爪や陥入爪が再発しやすくなります。

また、足の爪のケアを怠ることで、足自体の健康状態も悪化し、爪の成長に悪影響を与えることがあります。特に、爪が乾燥して脆くなると、正常な形で成長せずに巻きやすくなります。

3. 再発予防のための対策

巻き爪や陥入爪の再発を防ぐためには、いくつかの予防策を講じることが重要だと船橋市【巻き爪じゅん】は考えます。

(1) 適切な爪の切り方

爪を切る際は、真っ直ぐに切り、角をあまり丸くしないことが重要です。深く切りすぎることも避け、爪が自然な形で成長できるようにしましょう。爪の長さは適度に保ち、短く切りすぎないように注意します。

特に巻き爪や陥入爪の既往がある場合は、専門家に爪の切り方を相談することも有効です。定期的に足の爪をケアし、問題が発生する前に予防することが大切です。

(2) 正しい靴の選び方

足にフィットする靴を選ぶことは、巻き爪や陥入爪の再発を防ぐために非常に重要です。爪に過剰な圧力がかからない靴を選び、指先に十分なスペースがある靴を履くよう心掛けましょう。また、ヒールの高い靴や、過度に狭い靴は避けることが推奨されます。

日常的に履く靴は、自分の足にしっかりと合ったものを選び、長時間の歩行や立ち仕事に耐えられるサポート力がある靴を選ぶことが再発防止に繋がります。

(3) 足の運動やストレッチ

足の筋力を維持し、爪が正しく成長するためには、足の運動やストレッチを取り入れることが効果的です。特に、足指を開いたり、曲げたりする運動は、爪の成長を正しい方向に促し、巻き爪や陥入爪の再発を防ぐことができます。

また、適度な歩行も足全体の健康を保つために重要です。血行を良くするために、定期的に歩くことや、足のマッサージを行うことも効果的です。

**(4) 専門家の治療とサポート**

特に重度の巻き爪や陥入爪の場合、根本的な治療が必要なことがあります。例えば、巻き爪の場合、爪の一部を外科的に切除する手術や、爪を矯正するための装具(スプリントやクリップ)を使用することがあります。これにより、爪の成長方向を改善し、再発を防ぐことができます。陥入爪の場合も、爪を部分的に除去して皮膚に食い込むのを防ぐ手術が行われることがあります。

また、爪や足のトラブルを予防するために、定期的に足の専門家(ポディアトリストや足病医)に診察してもらうことも有効です。特に、自分で爪のケアを適切に行うのが難しい高齢者や糖尿病患者などは、専門的なケアが重要です。巻き爪の専門施設である船橋市【巻き爪じゅん】にお任せください!

### 4. 再発するリスクを下げるためのライフスタイルの見直し

巻き爪や陥入爪が繰り返されることを防ぐためには、日々のライフスタイルの見直しも欠かせません。

#### (1) 足の衛生管理

爪や足の衛生管理は、巻き爪や陥入爪の再発防止において極めて重要です。足を清潔に保ち、爪を適切な長さに維持することで、感染症を防ぎつつ爪の正常な成長を促すことができます。シャワーや入浴の後は、足をしっかりと乾かし、特に指の間に水分が残らないようにすることが大切です。湿気が多いと、爪が柔らかくなり、巻き爪や陥入爪の原因となることがあります。

#### (2) 体重管理と運動

体重が増えると、足にかかる圧力が増加し、爪が皮膚に食い込みやすくなります。特に肥満の人は、巻き爪や陥入爪の再発リスクが高いです。適切な体重を維持し、足に過度な負担をかけないことが大切です。また、適度な運動を取り入れることで、足の血行を改善し、爪の健康を維持することができます。

さらに、足指を使ったストレッチや運動は、足の柔軟性を保ち、巻き爪や陥入爪の予防に役立ちます。例えば、足指を広げて曲げ伸ばしするエクササイズは、足の筋力を強化し、爪の成長に良い影響を与えます。

#### (3) 適切な足元の環境づくり

家庭での足元の環境も再発を防ぐためには重要です。硬い床で長時間歩いたり立ったりすることは、足に負担をかけ、爪が巻き込む原因になります。クッション性の高いスリッパやインソールを使用することで、足元の負担を軽減し、爪の健康を守ることができます。

また、外出時も足に合った靴を履くことが重要です。先の細い靴やかかとの高い靴は、足の指に負担をかけるため、巻き爪や陥入爪の再発リスクを高めます。自分の足の形に合った靴を選び、足指が自由に動けるスペースが確保されていることが望ましいです。

### 5. まとめ

木原院長の写真
木原院長の写真

巻き爪や陥入爪は一度治っても再発する可能性が非常に高い疾患です。その再発を防ぐためには、適切な爪の切り方、靴選び、足の衛生管理、体重管理、そして専門的な治療が重要です。特に、爪の形状や足の構造によっては遺伝的な要因が関与しているため、予防策を講じることが必須です。

再発を防ぐためには、足の専門家による定期的なチェックや、日常的な足のケアが欠かせません。生活習慣や足にかかる負担を見直し、適切な環境で爪を健康に保つことで、巻き爪や陥入爪の再発リスクを最小限に抑えることが可能です。

爪のトラブルは生活の質に大きな影響を与えるため、再発を防ぐための対策を早期に取り入れることが大切です。日々の生活の中で爪や足の健康に気を配り、問題が再発する前に予防策を講じることが、巻き爪や陥入爪を克服するための鍵となります。

船橋市【巻き爪じゅん】では巻き爪や陥入爪が再発しないところまでもご対応しております。お気軽にご相談ください!

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